-初心者用機材ガイド-
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2022年5月20日更新
このページは、作曲家・編曲家・サウンドクリエーターを目指す学生のための機材購入ガイドとして制作したものです。色々考えた結果、多数の選択肢を提示するよりも、絞って紹介することにしました。
どこで買う?
私はメーカーより直接購入することが多いですが、音楽機材の購入にはサウンドハウスという千葉の会社を利用することがほとんどです。
基本的となる機材の種類
①コンピュータ
WindowsでもMacでもどちらでもかまいません。私は、自作Win機を使用。
②DAWソフト
クロスプラットフォームのソフトをすすめます。私はCubase ProがメインDAWでProTools Ultimateをレコーディングスタジオとの連携に使用。
●Cubase (総合型、ゲーム音楽、映像音楽、歌もの&ボーカロイド)
購入するならArtist版。必要になった時にPro版にアップグレードで良い。
Cubase Artist 通常版 (学生はアカデミック版
)
Cubase Pro 通常版 (学生はアカデミック版
)
●ProTools (総合型、エンジニア重視、歌もの)
サブスクリプションを利用するなら、Artist版からで良い。
Pro Tools Airtist1年間サブスクリプション
音楽ジャンルによっては以下のソフトウェアを使う人もいる。
●Stduio One (総合型) ※Prism版は無料。
●FL STUDIO Producer (EDM・デジタル系)
●Ableton Live Standard (デジタル系・ライブ特化) (学生はアカデミック版)
③MIDI鍵盤(MIDIコントローラー、電子ピアノ、シンセサイザーなど)
●鍵盤を弾く・弾かないに関わらず、MIDIデータの効率的な作成と音楽を学ぶには必要。
●ピアノ・キーボードを弾く人、伝統的な意味での作曲も考える人であれば、88鍵盤をすすめます。私はMicroKEY-61と電子ピアノ(現在はRD-2000、その前はCP-33)を使用。
●電子系の音楽をやりたい人には、Arturia社が出しているMIDI鍵盤をすすめます(付属ソフトが優秀なため)。ピアノを弾かないのであれば、49鍵盤あれば十分で最大でも61鍵盤でOK
。
●ノブやフェーダ―は必要か?シンセサウンドを多様したい、またはそのようなジャンルを目指すのであれば鍵盤+ノブやフェーダ―というものを導入を考えても良い。オーケストラ系をやりたい人であれば、モジュレーションホイール(またはジョイスティック)は合ったほうが良い。
●より鍵盤を弾くならばサステインペダルやエクスプレッションペダルの導入も検討する。
☆検討項目
鍵盤数
鍵盤のサイズと重さ
ホイールやジョイスティックの有無、ノブやフェーダ―等の有無
外部スイッチ(ペダル等)の接続
鍵盤自体に音源の搭載があるか?スピーカーの搭載は?
設置場所(キーボードスタンド?)
④オーディオインターフェイス
FOCUSRITE ( フォーカスライト ) / Scarlett 2i2 Studio Pack (gen. 3) (マイクとヘッドフォンのセット)
インターフェース、マイク、ヘッドフォンのセット
マイクスタンド
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / MSB/BLACK ブームマイクスタンド
卓上スタンドやデスクアームを検討しても良い。
●ヘッドフォン
MDR-CD900ST 日本のスタジオの定番(個人的には好きではない)。
必要に応じて導入を検討すべき機材・ソフト
サンプル・サウンド・音源集
●Native Instrument KOMPLETE Startは無料なので導入する。
譜面作成(浄書)ソフト
Cubaseを使うなら●Dorico
ProToolsを使うなら●Sibelius
両ソフト共に無料版があるので、それを導入する。
波形編集ソフト
●WaveLab (無料のソフトであるAudacityでも良い)
モニタースピーカー
スピーカーは、ヘッドフォンでの製作に限界を感じた時まで導入しなくて良い。
●以下のYouTube動画も見ることをすすめます。
「Cubase講座(動画リスト)」
「DAW・音楽制作の基礎 初心者のために パート1」
「DAW・音楽制作の基礎 初心者のために パート2」
「DAW・音楽制作の基礎 初心者のために パート3」
「DAW・音楽制作の基礎 初心者のために パート4」